わたしたちは常に、お客様のよきパートナーでありたいと考えている組織です。

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淀川工技社では卒業論文、修士論文・博士論文の製本を承っております。
ハードカバー(上製本)または簡易製本(ソフトカバー)どちらでも、ご要望に合わせて対応いたします。
お客様がご自身で本文をプリント・コピーされたものを製本することも、本文を当社にてデータ出力・コピーさせていただき製本することも、いずれも可能です。
表紙や背表紙への文字入れ・箔押しも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。お見積もり・ご相談は無料です。

論文製本の種類と製本加工

卒業論文や博士論文の製本として、金文字黒表紙の上製本と、簡易製本としてレザックと呼ばれる用紙や、色上質を表紙として使用したくるみ製本をお受けいたしております。

入稿について

お預かりする原稿について、留意点をご案内いたします。

紙原稿

 紙原稿はもっとも安心な原稿です。データ出力のように、出力環境に左右されずに複写されます。また、最近の出力機は非常に高性能です。安心してお持込ください。

データ 

データでのご入稿の場合も、出力時のチェック用に紙の出力サンプルを必ず1部添付いただくようにしております。

 フォントについては、フォントリストをご用意しておりますので、お申し付けください。
リストにないフォントにつきましては、アウトラインをお取りいただくようお願いしております。
アウトラインが取れない場合や欧文フォントはフォントを添付願います。
文字間隔が崩れる場合がございますので、プロポーショナルフォントはご使用をお避けください。
 塗り足し、版面、ノンブル、トンボ、インデックスカラー、見開きにご注意ください。

Windows系データ

 ご使用のOS、ドライバ、フォント、パターン等にご注意ください。動作環境の違いにより、フォント・文字送りが変わる可能性がございますので、PDFでのご入稿を推奨させていただいております。

PDF

 「フォントの埋め込み」にチェックを入れてください。画像の解像度は350dpiにて(もしくはジョブを「高品質」で)ご入稿ください。トンボ、塗り足しにご注意ください。

イラストレーター

カラーモードはCMYKにて、画像は使用するサイズで解像度を350dpiにて、ご入稿ください。フォントや画像ファイル形式にご注意ください。画像はなるべく「リンク」で貼り付けていただき、画像本体も添付願います。

その他、ご不安な点やご不明な点は担当者までご相談ください。

論文製本の種類と製本加工

上製本・ハードカバー

国立国会図書館提出用の製本、修士論文・博士論文・卒業論文提出用などにご利用いただいております。

ソフトカバー・クルミ製本

ソフトカバーのクルミ製本は、安いだけではなく耐久性にも優れています。
大量に配布する論文の製本、できるだけコストを抑えたい場合の修士論文・博士論文・卒業論文提出用などの論文製本にご利用いただいております。

論文製本 参考価格表

下記の価格は、あくまでも参考の価格です。本文のページ数や使用する用紙によって変わってきます。詳しくは、弊社の担当者までご相談ください。

参考価格表1(税抜き)
本文:モノクロ 50ページ 原稿:本文・表紙データ支給 表紙:色上質紙(紙厚135kg・表紙として多用される一般的な用紙です) 用紙:上質紙(紙厚70kg:厚手の用紙です)

製本1冊5冊10冊50冊100冊
クルミ製本1,2004,2507,65027,50042,500
1冊単価1,200850765550425
上製本4,80025,250お見積りお見積りお見積り
※別途データ解析費(RIP費用):1,000円が必要です。

参考価格表2(税抜き)
本文:モノクロ 100ページ 原稿:本文・表紙データ支給 表紙:色上質紙(紙厚135kg・表紙として多用される一般的な用紙です) 用紙:上質紙(紙厚70kg:厚手の用紙です)

製本1冊5冊10冊50冊100冊
クルミ製本2,0006,50011,60044,00077,000
1冊単価2,0001,3001,160880770
上製本6,20025,500お見積りお見積りお見積り
※別途データ解析費(RIP費用):1,000円が必要です。

参考価格表3(税抜き)
本文:モノクロ 40ページ・カラー 10ページ 原稿:本文・表紙データ支給 表紙:色上質紙(紙厚135kg・表紙として多用される一般的な用紙です)

製本1冊5冊10冊50冊100冊
クルミ製本1,5805,90010,80041,70069,000
1冊単価1,5801,1801,080834690
上製本5,18024,900お見積りお見積りお見積り
※別途データ解析費(RIP費用):1,000円が必要です。

参考価格表4(税抜き)
本文:モノクロ 80ページ・カラー 20ページ 原稿:本文・表紙データ支給 表紙:色上質紙(紙厚135kg・表紙として多用される一般的な用紙です)
用紙:上質紙(紙厚70kg:厚手の用紙です)

製本1冊5冊10冊50冊100冊
クルミ製本2,5609,80018,20072,400123,000
1冊単価2,5601,9601,8201,4481,230
上製本6,16028,800お見積りお見積りお見積り
※別途データ解析費(RIP費用):1,000円が必要です。
共通オプション価格

背表紙版下作成:500円  表紙版下作成:1,500円  見返し貼り:50円  ブックケース:別途

本のいろいろ豆知識

紙の目とは…?
 紙の作成時に生じる、繊維の並びを紙の「目」といいます。
目に沿って曲げると曲げやすいため、折り目もきれいになります。
反対に目に逆らって曲げると抵抗が強く、折り目はギザギザになります。

紙の長辺に平行に走っている目を縦目、短辺と平行に走っている目を横目といいます。

縦目
本を綴じる側と平行になっている目のことを縦目といいます。
縦目の状態で製本すると本を開きやすいため、ページがめくりやすく、読みやすい本になります。
また見た目も美しく仕上がります。本に使用する紙は縦目になるように裁ちあげられていることが多いです。

横目
本を綴じる側と直角になっている目のことを横目といいます。
本を開きにくいためページがめくりにくく、それにより綴じ代が割れやすくなります。
そのため破損しやすい本になってしまいます。綴じ代が波打ったようにでこぼこになってしまうため、
さらに開きにくく、見た目にも美しい本とは言えません。
市販されている紙は、製本を前提としていないことから横目のものも多いです。
印刷済み原稿を入稿して製本する場合は注意が必要になります。

 
 

【1】ちり
 表紙を別紙で作り、本をくるんで作ったときに中身部分よりも3mm程度大きい部分です。
 表紙と中身が同じ大きさのくるみ製本などの並製本にはありません。
【2】そで
 表紙をカバーするためのジャケットの折り返し部分です。
この部分に本や作者の情報などを載せます。
【3】帯
ジャケットの上から本の下部に巻く紙です。
推薦文や書評などデザインもされて読者の購買欲を刺激するようにできています。 別名:腰巻、腰帯
【4】しおり(スピン)
栞の役割を持った細い布です。背に糊付けされて本の中に挟まれています。
【5】かど
表紙の角です。小口が交差する部分です。痛みやすい部位なので、
丸く仕上げた「角丸」や「丸隅」や、「角皮(かどかわ)」「角金(かどかね)」という加工をします。
【6】柱
いまどこを読んでいるのかを案内する情報です。大見出し・中見出しなどを記します。
読者の邪魔をしないように版面(はんづら)の外側にレイアウトされるのが基本です。
【7】ノンブル
ノンブルはフランス語です。ページ番号のことです。
【8】キャプション
写真・図版の説明文です。詳細な内容説明は本文で行います。
文字の大きさを小さくしたりして、本文の邪魔にならないように配慮されます。

【9】版面(はんづら)
文字、画像などが印刷される領域です。本の雰囲気を決める上で重要なポイントです。
すべてのページのレイアウトの基準となります。
【写真・図版・イラスト】
本文の補足や紙面のデザイン性を高めるために使用します。
本づくりでは文章と同じように重要な要素です。
【10】段間
本文を二段組み以上にしたときにできる段と段の間隔です。
文字の大きさで二文字以上空けるほうが見やすいといわれています。版面を決定するうえで重要な要素です。